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教育系大学院(学校教育・特別支援教育・看護教育)
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2023.12.10

専門職学位課程 就職 / 実績 / 活躍

本学専門職学位課程在学生の松山綾子さんが環境福祉学会第19回年次大会にて口頭発表を行いました

タイトル: 保育者が行う絵本選定について
概要:
絵本はその名の通り絵と物語が一体となっている書物である。そのため文字を理解していない子どもにとって、さまざまな知見を与えてくれるきっかけとなる。また保育所や幼稚園など保育の場においては主活動(その日に行う予定の主体的な活動のこと)の導入や次の活動への場繋ぎや、教育的規範(たとえ話における因果応報など)を示すために使われることもある。
保育現場において絵本を選択するにあたり、特に選定基準は定められていない。そのため保育者は各自、自らの保育環境を整えるためや、子どもが欲するがまま絵本を読み聞かせることが多い。しかし一方では子どもの発育に合わせての一つの基準として出版社からは「0,1,2歳向け」「3~4歳児向け」などと表記していることが多い。これらのことから保育者はどのような選定基準をもって絵本を選定しているのかということや、保育者における選定基準が明確にされることができたならば、明確な目的をもって保育に生かすことが出来るだけでなく、保育環境にも良好な結果を与えることが出来ると考え、今回は文献から絵本選定がどのようになされているかを確認し、考察した。