本学専門職学位課程修了生の中山千智さんが環境福祉学会の第19回年次学会にて口頭発表を行いました

タイトル: インクルーシブ教育の視点から見たクラス運営とは
概要:
幼稚園教諭として勤務する中で、近年支援が必要な子どもが増加している。インクルーシブ教育の原点は「障害者の権利に関する条約」に始まる。その中で、同じ場で共に学ぶことを追求している。文科省は通常学級に在籍する特別の支援が必要とされる子どもは平均８．８％と述べており、クラス内の多様性を意識したクラス運営、一斉指導における一次支援が重要である。このことから、インクルーシブ教育の視点から見た実践報告を行った。主に、活動切り替えの際の指示出しについて、①ただの口頭指示②口頭指示の工夫③視覚的援助、を行い、困り感の減少へつながった。全体支援を行うことでクラス全体が落ち着き、活動しやすくなった。