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2024.09.18

専門職学位課程 就職 / 実績 / 活躍

専門職学位課程在学生の塩﨑由規さんの論文がJIES: Journal of International Exercise Science Vol.3 No.2に掲載されました

専門職学位課程在学生の塩﨑由規さんの論文が国際エクササイズサイエンス学会のJIES: Journal of International Exercise Science Vol.3 No.2に掲載されました。

タイトル: MDT(Mechanical Diagnosis and Therapy) を用いた症例研究
     側方シフトを伴う急性腰痛症に対してManual Shift Correction(MSC)を施行した1症例

概要:
[目的]本研究の目的は、MDT(Mechanical Diagnosis and Therapy)による側方シフトを伴う急性腰痛症に対するMSC(Manual Shift Correction)とMDTエクササイズの効果を検討することである。

[方法]30歳代の女性。 4日前から 急性腰痛を発症し、左シフトを呈していた。MDTの1つであるMSCを3セット行った後、3時間に1回、壁を用いた立位での側方滑走(SGIG)、伏臥位での伸展(EIL)などの自動運動を5~6回行った。MSC1セット後、遠位症状は腰部に収束し、腰部痛は軽減した。MSCを3セット行ったところ、両脚に均等に体重をかけることができるようになり、歩行速度、歩容ともに改善した。

[結果]MDTは短期的な痛みを引き起こすが、患者の症状は反復運動により改善した。

[結論]これらの管理技術を活用することで、痛みの過剰な回避による痛みの悪循環を断ち切ることができる可能性が示唆された。