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教育系大学院(学校教育・特別支援教育・看護教育)
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2024.10.02

修士課程 就職 / 実績 / 活躍

修士課程在学生の江川祥平さんが第55回日本看護学会学術集会にて口頭発表を行いました

修士課程在学生の江川祥平さんが日本看護学会の第55回日本看護学会学術集会にて口頭発表を行いました。

タイトル: 高齢患者本人への病状説明の実施とせん妄発症の関連性の検証 ~病状を知らずに治療を受け、不安な時間を過ごす患者たち~

概要:
 高齢化に伴い医療現場でも高齢入院患者、認知症患者が急増し、看護ケアのより一層の充実が求められる。入院による環境変化や病状からせん妄を発症する患者が増え、治療を安全に遂行する目的で臨床では、身体拘束や鎮静剤投与が実施される。しかし先行研究では、全身状態の悪化、入院期間延長などの有害事象が指摘されている。
 せん妄発症因子は促進因子、直接因子、準備因子に分類され各々の因子が多くの研究者や臨床家により検証されている。しかし、患者本人への病状説明実施の有無がせん妄発症に及ぼす影響について検証された研究は少ない。本研究で病状説明とせん妄発症の関連性を明らかにする事は、臨床でのせん妄発症予防ケアの一助となると考える。