2024.11.03
修士課程
就職 / 実績 / 活躍
修士課程修了生の川堺美香さんが第55回日本看護学会学術集会にて口頭発表を行いました
修士課程修了生の川堺美香さんが日本看護協会の第55回日本看護学会学術集会にて口頭発表を行いました。
タイトル: 臨地実習を乗り越えるために必要な支援のあり方に関する研究
概要:
臨地実習での異なる時期に学生が抱く困難やストレスを特定し、それらを乗り越える為に、学生がどのような努力や工夫をしているのか、また教員や実習指導者に求めている支援を明らかにする事で、今後の教育支援の見直しを図る事を目的とした。
学生は自分の楽しみを行うため時間を工夫しながら実習を乗り越えていた。また、教員に求める支援で初期は「記録」、後期は学習だけでなく看護実践の上達を意識しており技術支援を望んでいることが分かった。
精神的なサポートとして、学生の臨地実習に対する現状に共感し、頑張りを認め、できない事よりもできている事を褒めてもらえると頑張れる事が分かった。教員や実習指導者が高圧的にならず、看護の方向性や専門的な知識や技術に対し統一した指導方法を共有する事で学生が困惑せず学びを深められ、達成感のある実習になる事が示唆された。