専門職学位課程修了生の松山綾子さんが日本保育学会第78回大会にてポスター発表

専門職学位課程修了生の松山綾子さんが一般社団法人日本保育学会第78回大会にてポスター発表を行いました。

タイトル: 特別な配慮を要する子どもの音楽活動 ～芸術活動を通じたクラス運営～

概要:
現在、保育現場においては、特別な配慮を必要とする子どもと、通常の成長発達がある子どもがクラスにて保育生活を送っている。これは、障害者の権利に関する条約に基づくインクルーシブ教育システムの理念から、「同じ場で共に学ぶことを追求するとともに、個別の教育的ニーズのある幼児・児童生徒に対して、自立と社会参加を見据えて、その時点で教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供できる、多様で柔軟な仕組みを整備することが必要」と言う理念からである。しかし一方では、特別な配慮を要する子どもにかかりきりになることもあり、クラスの運営が円滑にいかないこともある。本研究においては、音楽が好きなA児を例に挙げ、どのようなアプローチを行うことによりクラス運営が行えたかを基に、円滑なクラス運営について考察した。