2025.12.14
専門職学位課程
就職 / 実績 / 活躍
本学専門職学位課程在学生の渡部 静さんが日本作業療法学会の第59回日本作業療法学会にてポスター発表を行いました。
【タイトル】
学習時期や内容の違いが職業的アイデンティティに変化を及ぼすか
【概要】
評価実習前の2年次後期の学生を対象に、「リハビリテーション機器・就労支援」の単一授業にて,授業形式や内容の違いによる学習がPIに及ぼす影響やメタ認知や自己効力感の変化を明らかにすることを目的として調査した.その結果、PI尺度の下位因子である社会的貢献への志向とメタ認知尺度の合計点において,演習前から終講後にかけて有意に低下した.
2年次後期という時期は,PIが下降するとされ、本研究結果は先行研究を支持することとなった.科目の内容としては,住宅環境調整や就労支援体験や見学などの取り組みでは,職業モデルや作業分析に結びつきにくく,学生の立ち位置が分かりにくいことが,低下に影響したと考えられた.また,メタ認知の低下に関しては,演習授業では座学に比べ,計画性が必要な課題では無かったことや,指導者や学生同士の対話の機会が少ないという内容の影響が考えられた.
当日のプログラム等はこちらからご覧ください。




