専門科目群は、各学生が共通して身につける能力に関わる必修科目(教育実践講究Ⅰ、教育実践講究Ⅱ)、各自の領域に合わせて学ぶ特別講究Ⅰ・Ⅱがあります。
教育実践講究Ⅰでは、実践に根差した自律的な研究が行えるよう、実践と理論の往還の観点から、「省察的実践」の理論を習得し、身につけることを目標とします。教育実践講究Ⅱでは、自らの実践についての理解を深め、将来的に研究成果を実践に還元できるようになることを目指し、その土台となるような課題解決の能力をつけることを目標としています。
特別講究Ⅰは、学校臨床社会学、教育相談論、発達心理学、看護教育学の4科目で構成され、「実践と理論の往還」を具体的な内容に基づいて身につけ、その内容に沿って研究の素養を身につけることを目指すための科目です。4つの科目から1科目以上の履修が必要(選択必修)です。
特別講究Ⅱは、初中等教育、高等教育、教育・医療・福祉間の多職種連携の4科目で構成され、自身の専門分野の教育について、個人から社会システムまでを含むような包括的な視点で俯瞰できる能力を身につけることを目指すための科目です。3つの科目から1科目の履修が必要(選択必修)です。