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2020/11/28

第3回星槎横浜絵本研究会が開催されました

| by 事務局(吉田)
2020年11月22日、第3回星槎横浜絵本研究会をZOOMにて行いました。
今回は、顧問の仁平先生から「ことばの発達を促す絵本の条件」についてお話しいただき、13名の参加者が意見交換を行いました。

【ことばの発達を促す絵本の条件:概要】
●「ふだんの親子の会話」と「絵本」のことばの多様性を比較した、Montagたち(2015)の研究を、グラフ、図を交えて紹介。
●総語数が同じ「親子の1回の会話」「1冊の絵本」を比べると、絵本の方が総語数に対する異なり語(新たに出て来ることば)が多い。「ちょっとだけ背伸び」(仁平義明の造語)が、子どものことばの発達を促進する。
●絵本のことばにおける「ちょっとだけ背伸び」は、まさにVigotskyの言う「発達の最近接領域」の部分であろう。
●絵本で「ちょっとだけ背伸び」のことばを与える方法の一つは、「繰り返しパターン」にのせること。
●英語版『はらぺこあおむし』を用いて、「異なり語」の表れ方と「繰り返しのパターン」を紹介。
●「ちょっとだけ背伸び」の経験を手伝うことで、実際に背が伸びる。ことばだけでなく、考え、感情、行動、価値観、世界観についても「ちょっとだけ背伸び」経験をさせることが、絵本の本質的な役割であろう。
●次回は、Montagたち(2015)の研究に用いられた「アメリカ版100冊の絵本」を紹介する。

【次回について】
●次回は2021年2月14日(日)13:30~15:00の予定です。
●次回の内容:①「アメリカ版100冊の絵本」の紹介②「『やっぱりおおかみ』をめぐって」③「思い出の絵本コーナー」


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