就職・実績・活躍(学生・修了生の活躍)


2022/10/03

修了生の北清美さんが第62回全国国保地域医療学会にて口頭発表。

| by 事務局(竹田)
本学専門職学位課程修了生(2021年3月修了)の清美さんが全国国保地域医療学会の第62回全国国保地域医療学会にて口頭発表を行いました。
タイトル: 新人看護師に対する研修責任者の関りの一考察 ―コロナ禍における離職予防策の検討―
概要:
1.研究の背景
 医療の高度化を背景に、臨床現場で必要とされる臨床実践能力と看護基礎教育で修得する看護実践能力の間には乖離が生じ、その乖離が離職の一因であると指摘されている。その乖離を埋めるため、医療施設では新人看護師の育成を行っているが、離職率が低くなることはない。さらにCOVID-19の影響で新人看護師に対する研修の企画運営は変更を余儀なくされており、研修責任者の関りを考察する必要性が生じている。
2.研究の目的
 新人看護師のリアリティ・ショックの需要課程における精神的不安は何か、特にコロナ禍における不安要素は何か、そして新人看護師に携わる研修責任者の役割は何かを明らかにする。
3.研究の方法
 X病院の2020年度入職新人看護師38名を対象として、フォーカス・グループ・インタビューによるグループ面談と、個別面談を用いた質的研究である。
4.結果
 新人看護師が就業継続に繋がっていると考えることについて、10のサブカテゴリ―と5つのカテゴリーが抽出された。また、新人看護師が就業困難と考えることについて、6つのサブカテゴリ―と2つのカテゴリーが抽出され、それぞれ要因分析を行った。
5.考察
 リアリティ・ショックの受容過程における不安要素は職場の人間関係と、看護実践能力に対する戸惑いである。また、新人看護師のコロナ禍における不安要素は院内外の集まりが減ることにより生じる精神的不安である。そして、新人看護師に対するコロナ禍における研修責任者の役割は、定期的な面談体制を構築し精神的な支援を行うこと、感染予防策を徹底した集合研修の運営、そして、新人看護師がこの組織に居場所を見出せるように支援することが示唆された
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修了生の進路・就職(分野)について(データ公開)
集計年 :2022.5 時点 こちら